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心の隙間

こんにちは、みやざきみわです。
日本は冬が訪れました。伊勢には星の光を遮る程の明るい建物もありませんので、こぼれんばかりの星につい手を差し出してしまいます。伊勢に来る機会がありましたらぜひ、冬の夜空を見上げてみてください。

さて、「相手を知り理解する事が大切」とお話ししている十三導ですが、「お人好しを目指せ!」とか「相手を理解して我慢しろ!」といってるわけではありません(笑)。他人からの影響で苦しんでいる方のご相談はかなり多いです。影響を受ける=人に寄り添いやすい、という意味で、そういう方が心を痛めているのはおかしな話です。そんな方に少しでも楽になってもらえたらと、今日は「隙間」のお話をしたいと思います。

「人から良く思われたいだけじゃないの?」なんて言われて傷ついた事ありませんか? 八方美人とか勝手なネーミングをもらいますよね。でもそうではありません。仲違いがとても苦痛という資質を持った人はいるのです。人にとやかく言われても、生まれ持った資質なのだからと、お気楽に考えましょう! それに、この世に必要ない人なんていなくて、色んな人が存在してくれなきゃ困るのです。
人はちょっとモチべーションダウンすると心に隙間が出来ます。そこに他人の負のエネルギーが勢いよく入ってきて、さらにダウンします。それを回避するには地面の亀裂(隙間)をイメージして、「そこには絶対に入れないぞ!」とイメージシミュレーションするのも効果があります。
人の意見を聞くのはとても大切ですが、時にはぶれない自分を取り戻す事も大切です。もしあなたが新しい事にトライした時には、色んな人のアドバイスが入ってくるでしょう。気持ちがアップするアドバイスならナイスですが、「失敗しないか?」と不安を煽る意見も出てくるでしょう。そうすると「これでよいのかな?」となります。この「ひるみ」も隙間です。そうすると不安が隙間から一挙に入ってきてしまいます。本末転倒な考えが脳裏を暴走して、「そもそも自分は何をしたかったのか?」までぶれそうになります。そういう時は「そもそも私はどうしたかったのか?」 と自問して自分を取り戻しましょう。
これも例えなのですが、私のAmazon販売サイトに本の評価を書く場所がありまして、娘の誹謗中傷が書かれた事がありました。本の評価と娘は関係ないので、私にしては思い切った行動に出ました。中には私が行動すると再投稿や、ネット上で炎上するかもしれないと心配してくれた人もいましたが、これも一種の「ひるむな!」の合図だと私は思っています。見えない相手に怯えるのは、自分の為にも家族の為にもならないと思ったからです。目をそむけて良い事といけない事を見極める強さも隙間を作らない方法です。

人に翻弄されるのは心に隙間が出来た時です。隙間を作らない事。そしてひるまない事。そもそも論を思い出す事。これだけでもきっと楽になれますよ。
今現在ダウンしているあなたにメッセージでした。

[お役割]

通称みやこ。1967年生まれ。三重県出身、九鬼水軍の子孫。『13の性格』著者。オリジナルの人間学「13導」を用いて、「みんな違ってみんないい」をモットーに資質、才能を伝える。現在は名古屋にオフィスを構え、自称「御用聞き」としてお悩み解決に国内外を飛び回り、若いスポーツ選手や経営者をもチャンスへと導く。最近では、良き日本文化を海外へ広める社会貢献としての活動も行う。自身のお役割は8番の「交流」。リモートによる社員研修や個人セッションをインスタグラム(@miwa_micco)で受け付ける。