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ゆかこの世界の旅アルバム ~インド編~

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休暇で日本に帰国する予定をインド人の友人と話していたら、偶然にも彼女も同じ時期にインドへ里帰りを予定しているとのこと。「日本に行く前にインドに寄れば?」と、ご招待を頂きました!
そこで、彼女のご両親の住むニューデリーを中心に、インドのゴールデン・トライアングルと言われる首都デリー、タージマハルのあるアーグラ、ジャイプールの3都市を旅することにしました。

 

New Delhi ニューデリー

クトゥブ・ミナール
Qutub Minar

yukako-india2-min このミナール(イスラム教の礼拝時刻の告知に使われる塔)の大きな特徴は、ヒンズー様式とイスラム様式が混在していること。インドで最も高い約7mの塔だが、ガイドさん曰く、昔はもっと高かったのだが飛行機がぶつかって今の高さにおちついたのだとか。

 

ガンジーの慰霊碑

yukako-india5-min 暗殺された民族運動の指導者マハートマー・ガンジーの慰霊碑が立つ場所です。ガンジーはここで荼毘に付され、ガンジス河に流されました。とてもきれいに整備された公園の中に黒い大理石の墓標があり、靴を脱いで周りを歩けます。

 

ジャーマー・マスジドの目の前のオールドデリー (旧市街)
Old Delhi

歩いていると驚きだらけのインドらしい光景に出会います。上を見上げるとごちゃごちゃの電線。蜘蛛の巣よりすごい状態です。雀の飛ぶ隙間もないくらい。まさに電線のジャングル状態。yukako-india3-min

 

ジャーマー・マスジド
Jama Masjid

yukako-india4-min 1658年にシャー・ジャハーン帝によって建てられたインド最大のモスク。入るときに靴を脱ぐようにいわれますが靴箱があるわけでもなく、ものすごい数の靴が並んで置きっぱなしになっています。ガイドさんが靴の見張り番にお金を渡して中に入りました。靴がちゃんと戻ってくるなら安いものでしょう。

 

フマユーン廟
Humayun’s Tomb

yukako-india6-min 夫の死を深く悲しんだフマユーン妃が10年の年月を費やして建てたムガール帝国第2代皇帝の霊廟。100年後に建てられたタージマハルなどの建設に多大な影響を与えたそう。

 

Agra アーグラ

アーグラへはニューデリーからの一日観光ツアーに参加しました。友人の家の運転手さんに出発場所のホテルまで送ってもらい、ツアーバスに合流。日本人のご夫妻も参加されていて、おしゃべりしながらアグーラまで車で約3時間。

タージマハル
Taj Mahal

私がインドに来たかった理由はタージマハルを自分の目で見たかったから。インドで一番人気の観光地。ムガール帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、最愛の妻ムフタズ・マハールの死を悼んで建築したもので、22年もかけて建てられたお墓。最高のラブストーリーですね。

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アーグラ城塞
Agra Fort

yukako-india12-min デリーからアーグラへ遷都した時に建てられたアーグラ城は、周囲2.5kmにも及ぶ赤い城塞です。アングリー庭園は水路と園路で4つに分断される4分庭園といわれ、イスラム世界を象徴しています。

 

Jaipur ジャイプール

ジャイプールへは、子ども達とロード・トリップに出かけてしまっていた友人家族と合流するため、なんと単独で電車に乗って行きました。朝6時半の電車に乗るのにまだ暗いうちに家を出て、ニューデリー駅に到着したもののホームには電車を待ってる人なのかホームレスなのかわからない人達が寝ていて、歩くのも一苦労。

風の宮殿
Hawa Mahal

ジャイプールは主要な街中の建物の多くが赤砂岩でできていることから、「ピンクシティ」とも呼ばれています。暑いインドで風の通りやすいように設計されていて953 の窓があるそうで、かつては窓から女官が外の様子を楽しんだのだとか。

 

アンベール城
Amber Palace

yukako-india11-min 世界一美しい門といわれる「ガネーシャ門(ガネーシャ・ポール)」。王族のプライベートスペースに通じる門でもあります。門の中央には、象の頭を持ちインドで絶大な人気を誇るヒンドゥー教の神様ガネーシャが描かれています。

 

どこに行っても人、人、人、そして車、車、車。人口12億人を超えるインド。旅の途中、もちろん貧富の差を目のあたりにすることもしばしばです。私たちには信じられないことが日常茶飯事のインド。素晴らしい歴史とエネルギーに満ちた国です。何といっても大きな国、インド。他にも行ってみたいところがいっぱいありました。また来ます!

筆者プロフィール:川合由佳子(かわいゆかこ)
■世界遺産の旅をライフワークにするアウトドア系World Traveler。ブログプロジェクト・シアトルReason to Go Outsideに旅行記を掲載。
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