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パシフィック・ノースウエスト・バレエ

シアトル近郊のオペラやシアターなどの2018・2019年度版の情報をお届けします。

パシフィック・ノースウエスト・バレエ

シアトルを代表するバレエ団、パシフィック・ノースウエスト・バレエ(PNB)。代々受け継がれる西洋の伝統芸能バレエの美しさにうっとり。

会場:Marion Oliver McCaw Hall
(321 Mercer St., Seattle, WA 98109)
チケット:ウェブサイト、ボックスオフィス(月~金
10am~6pm、土 10am~5pm)、または☎︎206-441-2424で購入。
問い合わせ:☎︎206-441-2424
詳細:www.pnb.org

9月21日(金)〜9月29日(土)
Jerome Robbins Festival
ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」で知られるアメリカ人振付家のジェローム・ロビンズの生誕100周年を記念して行われる初めての企画。今回は日程をA・Bに分けてそれぞれ別の作品を上演する。日程Aでは「ウエスト・サイド・ストーリー」など5作品を。日程Bではショパンの名作をバックに、3つの作品が上演される。


11月2日(金)〜11月11日(日)
All Premiere
上映プログラム3つ全てを初演作品にする、PNB初の試み。世界的に注目される振付家アレクサンダー・エクマンらによる作品は見逃せない。中でもメインで上映される作品はPNB 団員でソリストのカイル・デイビスが数年間かけて作り込んだプログラムで、必見だ。


11月23日(金)〜12月28日(金)
George Balanchine’s The Nutcracker
今年もバランシンによるモダンな振り付けの「くるみ割り人形」が上演される。かわいらしい子役によるクリスマスのワクワク感が楽しい1 幕。PNBの真骨頂であるソリストの美しさが遺憾なく披露されるお菓子の国が見事な2幕。小さい子どもから目の肥えた大人まで全世代が楽しめる。目にも鮮やかでめずらしく斬新なデザインの衣装にも注目したい。


2019年2月2日(金)〜2月10日(土)
The Sleeping Beauty
3大バレエのうちのひとつとして知られる、チャイコフスキーの不朽の名作「眠りの森の美女」。妖精や3幕のソリスト、17歳になったオーロラと4人の王子によるローズ・アダージオ、2幕のコール・ド・バレエなど、その豪華さと息を飲むような美しさで今なお観客を魅了し続けている作品。豪華絢爛な衣装とセット、細かい技術を駆使した難しい振り付けで知られるこの演目は、観る人全てを幸せな気持ちにさせるだろう。誰もが知るストーリーなので老若男女問わず楽しめるこの作品を、PNBはバレンタインの贈り物としても推奨している。


2019年3月15日(金)〜3月24日(日)
Director’s Choice
PNBの芸術監督、ピーター・ボールによるチョイスで毎年行われているこの企画。ボールが近年注目しているロビン・ミネコ・ウィリアムズとマシュー・ネーナンに委託し、PNBのために特別に作られた新しいプログラムは必見だ。


2019年4月12日(金)〜4月21日(日)
A Midsummer Night’s Dream
シェイクスピアの名作である『真夏の夜の夢』のバレエ版。バレエ・ファンで知らない人はいない吉田都がロイヤル・バレエ団東京公演における当作に出演したことから日本人の間でもなじみの深い作品となった。ある真夏の夜に起こった美しい魔法の物語。ひと足早く夏を感じに、劇場に足を運んでみては。


2019年5月31日(金)〜6月9日(日)
Themes & Variations
ジョージ・バランシンの代表作のひとつにも数えられる「テーマとバリエーション」の公演。チャイコフスキーの曲のクラシカルさを生かしつつ、要所で出るバランシンのモダンなエッセンスが見事な作品。同じくバランシンによるパドドゥ「タランテラ」、ホセ・リモンやプライス・スダース
による小品も併せて上演され、非常に華やかなステージになること間違いなし。